予防接種

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチン

インフルエンザワクチンは、重症化予防や高齢者の発病防止に非常に有効で、その有効性は世界的にも認知されています。ワクチンを接種してから抵抗力がつくまでに2週間ほどかかるため、ワクチン接種はインフルエンザが流行する前の12月中旬頃までに受けることをお勧めしています。

2022年度は南半球のオーストラリアでかつてないほどインフルエンザ患者さんが増加し、日本でも例年を超える患者数となり医療が逼迫する可能性が指摘されております。2020-2021年ではインフルエンザの流行がほとんど無かったため、集団免疫が低下していると考えられます。その状態でひとたびインフルエンザの感染が拡がりますと、大規模な流行に発展する恐れがあります。また米国小児科学会でも、6ヶ月以上の全ての小児、青年に対して、10月末までのインフルエンザワクチンの接種を推奨しております。

当院では毎年10-12月に、1歳からインフルエンザ予防接種を行っております。
在庫が無くなり次第終了となりますので、ご了承ください。

【持ち物】
・診察券(当院におかかりのある方)
・保険証(ご本人様確認のため)
・母子手帳(高校生以下の未成年の方)
・医療証(お持ちの方)

【当日のご案内】
・来院後に紙の問診票をご記載いただきます。
・検温は可能であれば、ご自宅で済ませてきてください。
・12歳までは2回接種します。1回目を接種し、およそ2~4週間あけて2回目を接種します。
・未成年の方は保護者のサインが必要です。サインが無い場合は接種ができなくなりますので、ご注意下さい。

【当院での接種が難しいお方】
・体温が37.5℃以上の方
・0歳の方(小児科で接種をお願いします)
・インフルエンザ予防接種を打つのが「初めて」の方で、卵アレルギー、鶏肉アレルギー、喘息の方(内科、小児科での接種をお願いします)
・妊娠中、授乳中の方(産婦人科での接種をお願いします)
・生ワクチン注射(BCG、ポリオ、風疹、麻疹、MRワクチン、ムンプス、水痘など)の予防接種を打ってから28日を経過していない方

費用
公費 2,300円
自費 4,000円

帯状疱疹ワクチン シングリックス


費用 

1回 19,800円 (2回の接種が必要です)

帯状疱疹は多くの人が子供に感染する水ぼうそう(水痘帯状疱疹ウイルス)が原因で起こります。体の片側の一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に赤い発疹が出てきます。首から上の耳鼻咽喉科領域に帯状疱疹が発生する確率はおおよそ17%です。

日本人の成人90%以上に水痘・帯状疱疹ウイルスが体内に潜伏しています。50歳以上の抗体保有率はほぼ100%と言われています。加齢により免疫力が低下し、特に50歳代から発症率が高くなります。80歳までに約3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。疲労やストレス、糖尿病やがんなどにより、免疫力が低下して発症することもあります。

水痘帯状疱疹ウイルスにより神経が損傷されることで、皮膚症状が治った後も痛みが残ることがあり、3ヶ月以上痛みが続くものを帯状疱疹後神経痛と呼びます。この痛みは刺すような痛みや焼けるような痛みと表現され、数年にわたって痛みが改善されないこともあります。特に高齢者では帯状疱疹後神経痛の危険度が高く、予防が重要です。帯状疱疹は頭部や顔面に症状が出ることもあり、目や耳の神経が障害されるとめまいや耳鳴りといった合併症が起こることがあります。重症化すると視力低下や失明、顔面神経麻痺などの重篤な後遺症が残ることがあります。また最近では水痘帯状疱疹ウイルスが群発頭痛や片頭痛に関与しているのではないかと考えられています。特に群発頭痛と帯状疱疹ワクチンに関して、ワクチン接種後に改善がみられた人は99%にのぼり、治療に期待されています。

この帯状疱疹ワクチンの接種により水痘帯状疱疹(すいとうたいじょうほうしん)ウイルスに対する抗体ができ、かかりにくくなります。水痘(すいとう)(みずぼうそう)の予防を目的として用いることはできません。

このワクチンは50歳から接種できます。帯状疱疹は歳をとってから起きて、歳をとってからの方が神経痛が残りやすいため、予防が重要です。70歳以上で帯状疱疹を発症する頻度は20%以上、歳をとるごとにリスクは上がっていきます。

  • 筋肉注射
  • 2回接種が必要(2ヶ月、間をあけます)
  • 副反応 注射部位の痛み 腫れ
    副反応の多くは3日-1週間以内に収まります。

50歳以上で97%、70歳以上で90%と、今までにない帯状疱疹に対する、優れた予防効果を発揮します。接種10年後でも、細胞性免疫3.5倍、液性免疫6倍と長期間有効です。

重大な副反応

  • ショック:冷汗が出る、めまい、顔面蒼白(そうはく)、手足が冷たくなる、意識の消失
  • アナフィラキシー:全身のかゆみ、じんましん、のどのかゆみ、ふらつき、動悸、息苦しい

また重大な副反応ではありませんが、以下の症状があらわれることがあります。

  • 皮膚の腫れ
  • 吐き気
  • 胸やけ
  • 腹痛 など

特に「痛み」に関しては80%以上の方が出ると言われています。副反応の多くは3日-1週間以内におさまります。

急性期の帯状疱疹が治っていない場合は、ワクチンを打つことができません。皮膚がきれいに治れば接種可能です。ただし神経痛そのものを治す事はできないため、予めご了承下さい。

ワクチンは保険適応外となります。帯状疱疹ワクチン、シングリックス接種ご希望の方は、まず当院を受診の上、ご相談ください。ワクチン接種適応の有無の判断が必要となるため、お電話での予約は承っておりません。受診後に予約を取らせていただく形となりますので、何卒ご了承下さい。

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