栄養外来

健康と美をサポートする総合栄養指導

当院では健康で美しい生活をサポートするために、以下の栄養素と食事法を取り入れたアプローチを提案しています。
ここでは、各アプローチについて詳しく説明いたします。

1. 抗酸化物質について

抗酸化物質とは?

抗酸化物質は、体内で発生する有害な活性酸素を中和し、酸化ストレスから細胞を守る物質です。活性酸素は日常の呼吸や代謝過程で発生し、細胞やDNA、タンパク質を傷つけ、老化や様々な病気の原因となります。抗酸化物質はこのダメージを防ぎ、健康を保つために重要な役割を果たします。

抗酸化物質の主な種類とその働き

ビタミンC

役割:強力な抗酸化作用を持ち、フリーラジカルを中和します。また、コラーゲンの生成を助け、皮膚の健康を保ちます。
摂取源:柑橘類、キウイ、ピーマン、ブロッコリーなど。

ビタミンE

役割:脂溶性の抗酸化物質で、細胞膜の酸化を防ぎます。心臓病やがんのリスクを減少させる可能性があります。
摂取源:ナッツ類、種子、植物油(特にオリーブオイル)、緑黄色野菜。

コエンザイムQ10

役割:細胞のエネルギー産生に関与し、抗酸化作用を持つ補酵素です。特に心臓の健康に重要です。
摂取源:肉類(特に内臓)、魚、全粒穀物。

フラボノイド

役割:植物由来の抗酸化物質で、炎症を抑え、免疫系を強化します。多くの植物性食品に含まれています。
摂取源:ベリー類、チョコレート、緑茶、赤ワイン、柑橘類。

セレン

役割:強力な抗酸化作用を持つミネラルで、細胞の酸化ストレスを軽減します。甲状腺の健康にも寄与します。
摂取源:ブラジルナッツ、魚介類、肉類、卵。

カロテノイド

役割:ビタミンAの前駆体であり、視力や皮膚の健康に重要です。βカロテン、ルテイン、リコピンなどが含まれます。
摂取源:人参、かぼちゃ、トマト、ほうれん草。

抗酸化物質の健康効果

老化防止

抗酸化物質は、細胞の酸化ダメージを防ぐことで、肌の老化やシワの形成を遅らせます。また、脳の老化を遅らせ、認知機能の維持にも寄与します。

心臓病予防

抗酸化物質は、血管内の酸化ストレスを軽減し、動脈硬化の進行を抑えます。これにより、心筋梗塞や脳卒中のリスクを減少させます。

免疫機能の強化

ビタミンCやフラボノイドなどの抗酸化物質は、免疫細胞の機能をサポートし、感染症への抵抗力を高めます。

がん予防

抗酸化物質は、DNAの損傷を防ぎ、がん細胞の発生や成長を抑制する効果があります。特にフラボノイドやカロテノイドが重要です

抗酸化物質を効果的に摂取するためのポイント

バランスの取れた食事: 多様な色の野菜や果物を摂取し、様々な抗酸化物質を取り入れることが大切です。
新鮮な食品の選択:抗酸化物質は加工食品よりも新鮮な果物や野菜に多く含まれています。
調理法の工夫:一部の抗酸化物質は加熱によって失われやすいので、調理法に気をつけることが重要です。

抗酸化物質サプリメントについて

日常生活において、呼吸や環境要因によって体内に取り込まれる活性酸素は、老化のプロセスに深く関与しています。活性酸素は細胞を酸化させ、これが身体の「サビ」や老化を進行させる原因となります。そのため、活性酸素の影響を抑える抗酸化作用を持つ栄養素を積極的に摂取することが重要です。しかし、日々の食事だけでは十分に補えないことも多いです。

オキシカット(Oxicut)の特徴

今回ご紹介する「オキシカット(Oxicut)」は、体に安全な8つの有用成分を独自の配合比率で配合し、特許を取得しています。それぞれの成分は以下のような健康サポート効果を持っています。

主な成分とその効果

  • ビタミンC
    免疫機能の強化、抗酸化作用、コラーゲン生成の促進。
  • ビタミンB2(リボフラビン)
    エネルギー産生、皮膚と視力の健康維持、貧血予防。
  • コエンザイムQ10
    エネルギー産生、抗酸化作用、心臓の健康サポート。
  • フマル酸
    体内のエネルギー産生過程での役割、代謝のサポート。
  • L-グルタミン
    筋肉組織の修復と成長、免疫系のサポート、腸の健康維持。
  • L-シスチン
    抗酸化作用、デトックスサポート、皮膚と髪の健康。
  • コハク酸
    細胞のエネルギー産生に関与、代謝プロセスのサポート。
  • ナイアシン(ビタミンB3)
    エネルギー産生、皮膚と神経系の健康維持、コレステロールレベルの正常化。
  • ミトコントロール(MitoControl)の追加成分
    さらに、オキシカットの効果を強化するために研究が進められた「ミトコントロール」には、以下の7つの有用成分が追加されています。これにより、加齢に伴う日々のケアや毎日の健康サポートに役立つ栄養機能食品となっています。

追加成分とその効果

  • ビタミンB1(チアミン)
    炭水化物の代謝、エネルギー産生、神経機能のサポート。
  • ビタミンB5(パントテン酸)
    ホルモン生成、エネルギー代謝、ストレス応答。
  • ビタミンB6
    アミノ酸代謝、赤血球の生成、神経系機能のサポート。
  • ビタミンB7(ビオチン)
    健康な皮膚、髪、爪の維持、炭水化物と脂質の代謝。
  • ビタミンB9(葉酸)
    DNAの合成と修復、赤血球の形成、神経系発達のサポート。
  • ビタミンB12
    赤血球の形成、DNA合成、神経系機能の維持。
  • ラクトフェリン
    免疫系の強化、抗菌・抗ウイルス作用、鉄吸収の改善。

研究の背景

オキシカットに関わる研究は、公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター抗酸化研究室(主席研究員犬房春彦)を中心に行われており、その有効性と安全性が科学的にサポートされています。

抗酸化物質の摂取は、日常生活の質を向上させるために不可欠です。オキシカット、ミトコントロールにより、効果的に抗酸化物質を摂取し、健康維持とアンチエイジングをサポートできます。

2.NMNとは

NMNは体内で自然に生成される分子で、NAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)の前駆体です。
NAD+は細胞のエネルギー生産や代謝に重要な役割を果たしており、年齢とともに減少することが知られています。

主な効果

NMNの摂取によって期待される効果には以下のようなものがあります

加齢に対する効果

NAD+レベルを上昇させることで、老化プロセスに関与する遺伝子の活性化が期待されます。

インスリン感受性の改善

一部の研究では、NMNの摂取がインスリン感受性を改善する可能性が示されています。

筋肉の再構築

NMNが筋肉の再構築に関連する遺伝子の活動を活発化させることが報告されています。

認知機能への影響

認知機能への効果を調べる研究が進行中です。

摂取方法と推奨量

NMNはサプリメントとして摂取できます。一般的には1日あたり150mg〜300mgが推奨されています。具体的な摂取量については専門医にご相談ください。

食品中のNMN

NMNは一部の食品にも微量含まれています。以下はその一例です

アボカド

0.36〜1.60 mg / 100g

ブロッコリー

0.25〜1.12 mg / 100g

キャベツ

最大0.9 mg / 100g

トマト

0.26〜0.30 mg / 100g

安全性と副作用

現在のところ、NMNの摂取による深刻な副作用は報告されていません。
ただし、長期的な安全性についてはさらなる研究が必要です。

NMNサプリメント「NMNファイナ」の特徴

当院では、三菱商事ライフサイエンスが提供するNMNサプリメント「NMNファイナ」をご紹介しています。以下の特徴があります

国内生産

原料から製造まで全て国内で行われています。

NMN含有量

1日の推奨摂取量である6粒(2袋)あたり250mgのNMNを含んでいます。

安全性

現在のところ、深刻な副作用は報告されていません。

臨床試験結果

65歳以上の健康な男性を対象にした試験で、運動機能の改善が報告されています。

価格

NMNファイナは通常価格32400円(税込)ですが、当院では26000円(税込)でご提供しております。

お問い合わせ

ご興味のある方や詳細をお知りになりたい方は、医師またはスタッフまでお気軽にご相談ください。

3. 乳酸菌

乳酸菌は善玉菌の一種で、腸内環境を整える働きがあります。腸内フローラのバランスを良好に保つことで、免疫力を向上させる効果があります。

効果

腸内環境の改善

乳酸菌は腸内の悪玉菌を抑え、善玉菌を増やすことで腸内環境を整えます。これにより、消化機能が向上し、便秘の予防や改善に役立ちます。

免疫力の強化

腸内環境が整うことで、体全体の免疫機能が強化され、感染症に対する抵抗力が高まります。

アレルギー症状の緩和

乳酸菌はアレルギー症状の緩和にも効果があるとされています。

摂取方法

ヨーグルト

毎日の朝食やスナックとして手軽に取り入れられる食品です。

キムチ

発酵食品であり、食事の付け合わせとして取り入れることができます。

納豆

朝食や軽食として日本の伝統的な食品であり、手軽に摂取可能です。

4. ビタミンD

ビタミンDは脂溶性ビタミンで、骨の健康を保つために重要です。
また、免疫機能の強化や気分の安定にも寄与します。

効果

骨の健康

カルシウムの吸収を助け、骨密度を維持するのに役立ちます。骨折予防にも重要です。

免疫機能の強化

免疫細胞の機能をサポートし、感染症に対する抵抗力を高めます。

気分の安定

セロトニンの生成に関与し、うつ病の予防や気分の安定に寄与します。

摂取方法

サーモンやサバ

脂肪の多い魚類から豊富に摂取できます。

卵黄

手軽に取り入れやすい食品で、料理の幅も広がります。

ミルク

ビタミンDが添加されたミルクを飲むことで、効率的に摂取できます。

日光浴

皮膚に日光を当てることで、体内でビタミンDを生成します。
適度な日光浴が推奨されます。

5. リン

リンは、エネルギーの生成や骨の形成、細胞膜の構成に不可欠なミネラルですが、過剰摂取は腎臓に悪影響を及ぼす可能性があります。

効果

エネルギー生成

ATP(アデノシン三リン酸)というエネルギー分子の生成に関与し、体のエネルギー代謝をサポートします。

骨の形成

カルシウムとともに骨や歯を形成し、骨密度を維持します。

細胞膜の構成

細胞膜の重要な構成要素であり、細胞の正常な機能を維持します。

注意点

リンの過剰摂取は腎臓に負担をかけ、腎機能を低下させるリスクがあります。
特に、慢性腎臓病の方や腎機能が低下している方は注意が必要です。

摂取方法

肉や魚

高タンパク食品に多く含まれていますが、適量の摂取が重要です

乳製品

チーズやヨーグルトなどの乳製品からも摂取可能ですが、摂取量に注意しましょう。

ナッツ類

スナックとして手軽に摂取できますが、過剰摂取を避けるために量を管理しましょう。

6. 野菜350g摂取

毎日の食事に野菜350gを取り入れることは、ビタミン、ミネラル、食物繊維を豊富に摂取するために重要です。

効果

栄養素のバランス

色とりどりの野菜を組み合わせることで、多様な栄養素をバランスよく摂取できます。

消化機能の改善

食物繊維が豊富なため、消化を助け、便秘の予防に役立ちます。

抗酸化作用

ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質が豊富で、体の酸化ストレスを軽減します。

摂取方法

サラダ

新鮮な野菜を生で摂取することで、ビタミンの損失を防ぎます。

スムージー

果物と野菜を組み合わせたスムージーで手軽に摂取可能です。

蒸し野菜

簡単に調理でき、栄養素を保ちながら摂取できます。

7. 低GI食

低GI食品(グリセミック指数の低い食品)は、血糖値の急上昇を防ぎ、エネルギーレベルを安定させるのに役立ちます。

効果

血糖値の管理

食後の血糖値の急激な上昇を防ぎ、糖尿病予防に効果的です。

エネルギーの安定

長時間にわたって安定したエネルギーを供給し、集中力や持続力を高めます。

体重管理

血糖値の急上昇がないため、空腹感を抑え、食欲をコントロールしやすくなります。

摂取方法

全粒穀物

玄米や全粒パンなどの全粒穀物を選ぶことで、GI値を低く保てます。

野菜

特に葉物野菜や豆類が低GI食品です。

果物

イチゴやブルーベリーなどの低GI果物を選びます。

8. 植物性タンパク質

植物性タンパク質は、健康的な食事に不可欠な栄養素です。

効果

心血管系の健康

動物性タンパク質に比べて脂肪分が少なく、コレステロール値を下げる効果があります。

消化の促進

植物性食品には食物繊維が豊富で、消化機能をサポートします。

持続可能性

環境への負荷が少なく、持続可能な食生活をサポートします。

摂取方法

豆類

豆腐やテンペ、レンズ豆などから摂取可能です。

ナッツや種子

スナックとして手軽に取り入れることができます。

全粒穀物

キヌアやアマランサスなど、全粒穀物からも豊富に摂取できます。

9. 16時間断食ダイエット

16時間断食ダイエット(インターミッテント・ファスティング)は、1日のうち8時間だけ食事を摂り、残りの16時間を断食する食事法です。
この方法では、夕食を食べないことがポイントです。

効果

体重管理

断食時間中にエネルギーを燃焼しやすくなり、体脂肪の減少を促します。

代謝の改善

断食期間中に代謝が活発になり、インスリン感受性が向上します。

セルフリペア

断食中に細胞の修復が促進され、体のデトックス効果が期待されます。

実施方法

食事の時間帯

例えば、午前10時から午後6時までの間に食事を摂り、それ以外の時間は断食します。
夕食を摂らないことで、16時間の断食時間を確保します。

バランスの取れた食事

食事時間内には、バランスの取れた食事を摂取することが重要です。
水分補給: 断食時間中も水分補給を忘れずに行います。