⽿⿐咽喉科⽤CT検査(コーンビームCT)​

耳鼻科用CTの重要性

耳鼻咽喉科専門のCTです。当院では超低被ばくのコーンビームCTを導入しております。

有用例について

鼻はいくつかの骨や軟骨で形成されているほか、副鼻腔といった蜂の巣状の空洞にあらゆる神経が走っております。鼻の疾患は骨や粘膜の炎症が原因で起こるとされています。
骨と粘膜を詳細に調べる耳鼻科用コーンビームCTは、鼻の疾患に対して非常に有用です。以下の疾患が疑われる場合は、耳鼻科用コーンビームCTが必要となります。

特殊な副鼻腔炎

通常の副鼻腔炎(蓄膿症)は細菌感染から発症しますが、特殊な副鼻腔炎として虫歯やカビ(真菌)が原因で起こることがあります。この特殊な副鼻腔炎の場合、通常の治療では治らないため、虫歯が原因の場合は歯科治療を行い、カビ(真菌)が原因の場合は手術治療が必要となります。

蝶形骨洞の病変

4つに分かれている副鼻腔のうち、篩骨洞と蝶形骨洞はレントゲンで判断するのが不可能です。コーンビームCTでは篩骨洞と蝶形骨洞の病変も早期に発見することができます。特に蝶形骨洞側には視神経が通っているため、発見が遅れると失明に至る恐れがあるため、非常に有効です。

副鼻腔の腫瘍

早期発見と適切な判断が求められる副鼻腔の腫瘍において、コーンビームCTが有用です。

メリットについて

三次元画像を短時間で構築できる

コーンビームCTの撮影所要時間は1分、画像処理は1分ほどで完了します。撮影したその場で診断が可能です。

超低被ばくのため、身体や環境に負担が少ない

通常のヘリカルCTの被ばく線量が2.0-6.9Sv、コーンビームCTの被ばく線量が0.022-0.215Svのため、少ない被ばく線量で済みます。

ヘリカルCTと同じような診断ができる

鼻・副鼻腔など骨の多い複雑な部位も、高度な撮影が可能です。一方で、脳や頸部・甲状腺・唾液腺・頸部リンパ節などの異常が疑われる場合は、その部位の撮影性能が低いため、連携する専門の医療機関にてヘリカルCTを受けて頂いています。

ヘリカルCTよりも料金が低い

ヘリカルCTよりも低い料金で撮影が可能です。ヘリカルCTは性能によって料金が異なり約4,000~4,500円ですが、コーンビームCTは3,390円です。(3割負担の場合)

安全性について

副鼻腔の撮影の場合、通常のヘリカルCTの被ばく線量に比べて、コーンビームCTに比べた被ばく線量は1/7前後とされます。