副鼻腔炎

副鼻腔炎とは

副鼻腔炎イメージ副鼻腔炎とは一般的に「ちくのう症」と呼ばれている病気です。鼻の周りの副鼻腔の粘膜に炎症を起こしてしまう病気です。
副鼻腔と言うとあまりピンとこない方も多いかと思いますが、鼻の周りにある4つの空洞をいいます。
眉毛のあたりにある「前頭洞」、目の間の「篩骨洞」、ほっぺたの「上顎洞」、鼻の奥、脳の手前の「蝶形骨洞」があります。

原因

原因としましてはウイルスに感染した後の細菌感染が多いです。
そのほか食生活や生活環境、歯科疾患、喘息、体質なども原因となります。

症状

好酸球性副鼻腔炎について

好酸球性副鼻腔炎は

  • 両方の鼻にポリープができる
  • 気管支喘息やアスピリン喘息を合併している
  • 嗅覚障害を合併している
  • ステロイドが効く
  • 再発しやすい

上記を特徴とする副鼻腔炎です。

喘息とはコインの表と裏のような関係で、喘息のコントロールが良くなれば鼻の調子が良くなりますし、逆に鼻の調子が良くなると喘息の具合も良くなります。
診断にはCT検査が有用です。
基本的にポリープを伴う副鼻腔炎は、手術をお勧めしております。何故なら大前提として、まずそのポリープが、悪いものか否かを調べる必要があるからです。一方で再発例に関しては、手術適応は慎重に判断すべきです。
手術が必要な患者様には、然るべき紹介先をご案内させていただきます。まずはご相談ください。

歯が原因で起こるちくのう症、歯性上顎洞炎

上あごの歯が原因で起こるちくのう症(副鼻腔炎)を、歯性上顎洞炎といいます。全てのちくのう症のうち、おおよそ10%を占めます。上あごの歯の痛みがある、黄色い膿が出る、臭いにおいがする、後鼻漏、鼻が詰まる、ほほの違和感、痛み、しびれ等の症状がありますが、歯の根管治療後ですと、痛みが自覚されない場合もあります。一方でちくのう症が酷くなると、眉毛のあたりまで痛くなる事もあります。

当院のコーンビームCTでは、ちくのう症の診断を、レントゲンよりも正確に行う事ができます。 歯性上顎洞炎ですと、原因となる歯も併せて治療をする必要が出てくる場合があり、歯医者さんとの連携は必須となります。薬の治療だけでは不十分なケースもあるため、疑われた場合は積極的にCTでの精査を行っております。また歯性上顎洞炎の他に、カビが原因で起きるちくのう症(副鼻腔真菌症)や、できもの(副鼻腔腫瘍)の診断に有用です。

被曝量は病院にあるヘリカルCTよりも遥かに少なく、安心して撮影をする事が可能です。撮影にかかる費用は3割負担で3390円、ヘリカルCTよりも少し安価です。CTで仮にちくのう症が無い事が分かれば、薬を減らす事ができる場合もあります。副鼻腔は骨に囲まれているため、症状の確認や内視鏡検査のみでは診断が難しいケースもあります。

精密検査をご希望の方は、お気軽にご相談下さい。

診断

コーンビームCT当院では確実な診断のために、副鼻腔炎の診断を内視鏡検査とCT撮影によって行っています。

当院では小学校高学年からの撮影が可能なMORITA社のコーンビームCT、3D Accuitomo F14を導入しております。撮影範囲の狭い副鼻腔撮影に特化しており、被ばく線量も病院の一般的なヘリカルCTより遥かに少なく非常に安全です。撮影結果も当日すぐに確認をすることができます。副鼻腔炎が無い事が分かれば、薬を減らす事ができる場合もあります。また副鼻腔は骨に囲まれているため、症状の確認や内視鏡検査のみでは診断が難しいケースもあり、CT検査をお勧めしています。

また副鼻腔炎は稀に目や脳に拡がり、視力低下や意識障害をきたす事があります。仮に軽い症状であったとしても、お早めにご相談ください。

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治療

抗生剤、抗アレルギー薬の投与、ネブライザー療法、長引く場合はマクロライド療法(抗生剤の少量長期投与)を行います。

予後

数回の治療で治すことは難しいこともあり、個人差はありますが根気よく通院して頂くことが重要です。3-6ヶ月治療を続ける事もあります。
またこれらの治療でも治らない重症の方や、鼻茸と呼ばれるポリープができている場合には、手術的加療をお勧めすることがあります。近年内視鏡下の手術が発展しており、殆どのケースで鼻の中からの手術が可能です。手術が必要な患者さんは、手術が可能な医療機関をご紹介させて頂いております。

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