学校健診で「要受診」と言われたお子さんへ|結果用紙をお持ちください
学校の健康診断(耳鼻科健診・聴力検査)で「受診が必要」「要精密検査」などの結果を受け取ったら、
結果用紙をそのまま当院へお持ちください。健診で指摘された所見を、診察と検査でくわしく確認します。
当院の院長は、川和高校・東山田中学校・中川中学校・津田西小学校の学校医として、地域のお子さんの
健康管理に関わっています。
健診の結果用紙は、そのままお持ちください
・予約は不要です。受付で「学校健診の結果を持ってきました」とお伝えのうえ、結果用紙をご提出くだ
さい。
・現在の待ち状況は、当サイトの「待ち人数確認」からご覧いただけます。(→リンク:待ち人数確認)
・事前にWeb問診をご入力いただくと、受付がスムーズです。(→リンク:Web問診)
・結果用紙に医療機関の記入欄がある場合は、診察後に記入してお渡しします。学校への提出にお使いく
ださい。
健診で指摘される主な所見と、その意味
耳垢栓塞(じこうそくせん)
耳あかが外耳道をふさいでいる状態です。聞こえにくさの原因になるほか、鼓膜の観察や聴力検査の妨げ
にもなります。ご家庭で無理に取ろうとすると耳の中を傷つけることがあるため、当院で安全に取り除き
ます。
滲出性中耳炎(しんしゅつせいちゅうじえん)
鼓膜の奥に液体がたまり、聞こえにくくなる中耳炎です。痛みがないため気づかれにくく、学校健診で初
めて見つかることも少なくありません。聞こえの低下が続くと、授業の聞き取りやことばの発達に影響す
ることがあります。
アレルギー性鼻炎
くしゃみ・鼻水・鼻づまりを繰り返す状態です。鼻づまりによる口呼吸や睡眠の質の低下は、日中の集中
力にも影響します。原因を調べたうえで、お子さんに合った治療をご提案します。
アデノイド増殖症(の疑い)
鼻の奥にあるリンパ組織「アデノイド」が大きい状態です。鼻づまり・いびき・睡眠中の無呼吸・滲出性
中耳炎の原因になることがあります。内視鏡で大きさと影響を確認します。
扁桃肥大(へんとうひだい)
のどの奥の扁桃が大きい状態です。大きさだけで治療が必要になるわけではありませんが、いびきや睡眠
中の無呼吸、食事の飲み込みにくさがある場合は、対応を検討します。
鼻中隔弯曲症(びちゅうかくわんきょくしょう)
鼻の中央の仕切り(鼻中隔)が曲がっている状態です。成長の過程で多くの方に見られますが、鼻づまり
が強い場合は治療の対象になることがあります。
難聴の疑い(聴力検査で所見あり)
学校で行う聴力検査は簡易的なものです。耳あかや滲出性中耳炎など、治療できる原因がかくれているこ
とも多いため、防音された聴力検査室での検査をおすすめします。
「とくに困っていないようだから」と様子を見る前に
全国保険医団体連合会「2020年度学校健診後治療調査」では、耳鼻咽喉科健診で受診が必要とされた児童・
生徒のうち、約6割(57.4%)が受診していなかったと報告されています。
聞こえや鼻の通りは、授業の聞き取り、集中力、睡眠の質に深く関わります。お子さん自身は「いつもの
状態」に慣れてしまい、不調を自覚していないことも少なくありません。学校健診は、それに気づくため
の大切な機会です。所見を指摘されたら、まずは一度ご相談ください。
当院でできる検査
・防音の聴力検査室での聴力検査
・鼻・のどの内視鏡検査(モニターでいっしょに確認できます)
・コーンビームCT(小学校高学年のお子さんから撮影できます)
検査の必要性は診察のうえで判断し、事前にご説明します。
院長は地域の学校医です
院長・内尾紀彦は、川和高校・東山田中学校・中川中学校・津田西小学校の学校医を務めています。学校
健診の現場を知る耳鼻咽喉科医として、健診結果の意味や学校生活への影響をふまえてご説明します。
受診の流れと持ち物
お持ちいただくもの
・学校健診の結果用紙
・健康保険証またはマイナンバーカード(マイナ保険証)
・小児医療証などの医療証
・お薬手帳(お持ちの場合)
受診の流れ
①受付(結果用紙をご提出ください)→ ②問診 → ③診察・検査 → ④結果のご説明 → ⑤結果用紙への記
入・お渡し
※検査の内容によっては、後日あらためてご案内する場合があります。



