中高生の声の悩み(変声期・部活)

中高生の声の悩み(変声期・部活)

「変声期がなかなか終わらない」「部活で声を使うと、すぐ声がかれる」「声が裏返る・出しにくい」
——そうした中高生の声の悩みは、耳鼻咽喉科で診察できます。当院は声の診療に力を入れており、音声
治療にも対応しています。

変声期に起こる声の変化

小学校高学年から中学生のころ、声帯が急に成長し、声の高さが変わります(変声期)。声が裏返る、かすれる、出しにくいといった変化の多くは一時的なもので、一般に数か月から1年ほどで安定するとされています。

こんなときは受診をおすすめします

・声がれ(声のかすれ)が2週間以上続いている
・変声が始まってから2年以上たっても、声が安定しない
・変声期を過ぎても、声が高いままで話しづらい
・部活動などで声を使うと、声が出なくなる・のどが痛くなる
・声のことが気になって、発表や合唱を避けるようになった

合唱部・吹奏楽部・放送部・演劇部のみなさんへ

声や息をたくさん使う部活動では、声帯に負担がかかりやすく、「声の使いすぎ」による声帯結節(せい
たいけっせつ)などの病気が起こることがあります。声帯結節は、正しい診断と発声の見直し・音声治療
によって改善を目指せる病気です。声がかれたまま練習を続ける前に、一度声帯の状態を確認しておきま
しょう。コンクールや大会、発表会の前は、早めの受診をおすすめします。

当院の検査

のどの奥・声帯のようすは、鼻から入れる細い内視鏡(喉頭内視鏡)で確認します。検査は数分で終わり、中高生のお子さんも受けられます。さらに、声がれの原因をくわしく調べるために、声帯の振動を観察できる喉頭ストロボスコピーも行っています。

保険診療でできること・できないこと

保険診療でできること:声がれや声の出しにくさの原因となる病気(声帯結節・声帯ポリープ・急性喉頭
炎・変声障害など)の診断と治療、必要に応じた音声治療

保険診療の対象外となること:病気の治療を目的としない、歌唱技術そのものの向上を目的としたレッス
ンや指導。

保護者の方へ

声の悩みは、思春期のお子さんにとってデリケートな問題です。ご本人が話しにくい場合は、Web問診や
問診票に気になることをご記入ください。