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2023年度音声言語医学に関する研究助成審査にて採択されました


2023.06.27


院長の共同研究者である小黒亮史先生が、2023年度(第17回)音声言語医学に関する研究助成審査で採択され、助成金が得られました。
「鼻の術後の音声変化の不安がなくなる世界を目指す,医療と工学の専門家による共同研究」
当院からも最先端の情報を発信できるよう、今後とも精進していきます。

https://www.jslp.org/jyosei/index2.html

メニエール病と自律神経

2022.03.20

院長がかつてJCHO東京新宿メディカルセンターの、耳鼻咽喉科にて勤務をしていた際に、大変お世話になりました石井正則先生の、「メニエール病の発作と自律神経との関係」に関する論文が、Nature系の医学論文・電子版であるFrontiers に掲載されました。(詳しくはこちらをご覧ください。)
 
メニエール病の病因はまだほとんどわかっておりません。しかしそれは疲れ、ストレス、睡眠不足、気圧や気温の変化といった外的要因と、強く関連していることが古くから知られております。

本論文では過度のストレスは、交感神経自律神経系の活動亢進を引き起こす事が述べられております。

こちらの結果を今後の外来診療にもフィードバックしていけるよう、精進をしていきたいと思います。

学会発表。

2022.03.17


先日東京慈恵会医科大学にて院長が最も力を入れていた研究に関し、共同研究者が日本音響学会2022年春季研究発表会で、「鼻音生成時における副鼻腔の連成振動の検討」というテーマで発表しました。
 
当時音声外来に出ていた時は、声の診療は「のど」だけではなく、「鼻」も「体壁振動」も「生活環境」も関連してくるため、包括的な治療が必要であるとの信念を持ち、診療にあたっておりました。本研究もその延長ではありますが、「鼻の構造が声に関連する事」を客観的に証明する事が目的となっております。
 
東京慈恵会医科大学の学祖、高木兼寛先生は、「病気を診ずして病人を診よ」という建学の精神を掲げておりました。
 
今後とも声の診療にとどまらず、幅広い視野をもって、外来診療にあたっていきたいと思います。

めまい相談医を取得しました。

2021.11.17

日本めまい平衡医学会認定の、めまい相談医を取得しました。
めまいを治すにはまず、「めまいがあっても何とか身体を動かす」気持ちが大事です。
今後とも地域の皆様に貢献できますと幸いです。