新型コロナウイルス抗体検査
当院では新型コロナウイルスワクチン接種後に、抗体があるか否かの検査を行っております。
モデルナワクチンの接種について
新型コロナウイルスと中和抗体
CDC Image Libraryより
新型コロナウイルスの表面にはスパイクタンパクがあり、人の細胞の受容体であるACEレセプターに結合し、感染を引き起こします。ワクチン接種により誘導される中和抗体は、このスパイクタンパクに結合し、感染を予防します。
新型コロナウイルス中和抗体検査
新型コロナウイルス中和抗体検査は、新型コロナウイルスワクチン接種後に、検査をした時点でのCovid-19の感染予防効果が、どれくらいあるかを測定することが可能です。ワクチンを接種すると、体内には「中和抗体」というウイルスの活動を抑える、特別な抗体が作られます。本検査ではこの中和抗体が、体内にどのくらいあるのかを測定します。血液を採取し、血液中の新型コロナウイルスに対する抗体が十分にあれば、ワクチン接種により抗体を獲得しているという判断になります。
費用
中和抗体検査 | 1回7,980円 |
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検査の適応となる方
- ワクチンの効果がどの程度出ているのかを知りたい方
- 万が一コロナに感染してしまった場合、自分や家族にどの程度のリスクがあるのかを、予め調べて準備をしておきたい方
- これまでワクチンを打っていない方 、3回目のワクチン接種を行う前の方、3回目のワクチン接種2週間後の方
- 過去にワクチン接種後に強い副反応が出た方
- 65歳以上の方
- 糖尿病や喘息、心筋梗塞など基礎疾患をお持ちの方
抗体価と感染予防効果の関係
抗体の量を表す抗体価は、ワクチンを接種した後2週間前後で低下し始めます。抗体量は時間経過とともに減少し、ブレイクスルー感染の原因になります。ワクチン接種による中和抗体の誘導には個人差があり、中和抗体量に応じて得られる効果が異なります。またワクチンを接種したにも関わらず十分な免疫応答が得られず、中和抗体の上昇を認めない方もいらっしゃいます。
オミクロン株
オミクロン株ではデルタ株と比較して、新型コロナワクチンによる感染予防効果が大きく落ちていることが特徴です。感染から発症までの時間が3日程度と非常に短く、従来の感染防御では防ぐことが困難とされています。ワクチンを2回接種してから6か月以降では発症予防効果、入院予防効果がほぼ無効化されています。ブースター接種によって発症予防効果を含め、効果が回復します。
Q&A
スパイクタンパク抗体(中和抗体)が陽性だったのですが、どうしたらいいでしょうか?
ワクチン接種により抗体を獲得している状態と考えられます。抗体ができていることは安心と言えますが、引き続き感染予防に注意して生活してください。
スパイクタンパク抗体(中和抗体)が陰性だったのですが、どうしたらいいでしょうか?
ワクチン未接種であれば、過去に新型コロナウイルスにかかっていない、あるいはかかっていても十分に抗体が産生されなかったと考えられます。ワクチン接種後であれば、通常接種後1ヶ月以上経っていれば陽性になると考えられますが、免疫応答が得られず、抗体が十分に産生されなかった可能性があります。
抗体が陽性で免疫を獲得していれば、もう新型コロナウイルスにはかからないのでしょうか?
一般に抗体が陽性で免疫を獲得している状態では、再感染や重症化のリスクは低いと考えられます。しかしながら、新型コロナウイルスの経過についてはまだ明らかでない部分も多く、一度感染した方が再度感染する可能性も報告されています。また変異により状況が変わる可能性もございます。完全に安心することはできませんので、引き続き感染予防に努めてください。
ほくろ焼灼(炭酸ガスレーザー)
隆起したほくろの炭酸ガスレーザーでの治療は、傷跡が目立ちにくく、仕上がりがきれいです。ほくろの色素が強い場合や、深い場合は複数回治療を行います。施術中の痛みはほとんどありません。お肌の周辺の組織や奥の組織には、余計なダメージを与えません。施術後は患部をテープで保護しますが、施術当日から入浴や洗顔ができます。施術翌日からはメイクも可能です。その後、かさぶたになり1~2週間経過する頃に自然と取れます。術後1週間は、患部に軟膏を塗り、2週間後に経過観察のためにご来院ください。
リスク・副作用
- 施術後、かさぶたが出来る
- 色素沈着や赤みが生じることがある
- 照射した患部が凹んで傷跡となる場合がある
費用
0.1-2.9mm | 3,000円 |
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3.0-4.9mm | 5,000円 |
5.0-6.9mm | 11,000円 |
7.0-7.9mm | 13,000円 |
8.0-8.9mm | 15,000円 |
9.0-9.9mm | 17,000円 |
10mm以上 | 切除を推奨します。切除は当院では行っておりません。 |
再診料 | 1,000円(1週間後、1ヶ月後、3ヶ月後、半年後) |
LOX-index
(ロックスインデックス・脳梗塞・心筋梗塞のリスク検査)
脳梗塞・心筋梗塞は突然発症し、命を落とすこともある疾患ですが、原因としては動脈硬化があげられます。動脈硬化とは「血管が硬くなってしまう」ことです。脂質が血管の内側に蓄積する事により進行します。その結果血管が細くなり、つまりやすくなった結果、脳梗塞、心筋梗塞が起きます。
LOX-indexは、脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクを予測できる検査です。血中に隠れている動脈硬化を起こす原因となる物質「変性LDL」と「LOX-1」の量を調べます。LOX-index値が高い方は脳梗塞・心筋梗塞の発症率が高くなることが、10年以上の研究結果で分かっています。LOX-index値を知ることで、脳梗塞・心筋梗塞の発症を防ぐことが可能となります。報告書はわかりやすい総合評価と、生活習慣の改善に必要なアドバイスが記載されており、解説資料の冊子と合わせてお返ししています。1年に1回の検査をお薦めしています。



費用
16,000円
血液型検査
費用
2,400円